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【第25回】平成24年度 春号

環境学習を兼ねた生き物調査

中能登支部【ザ・そんぼ夢創の会 】

 中能登支部【ザ・そんぼ夢創の会 】志賀町にある「ザ・そんぼ夢創の会」は、地域を流れる尊保川の生き物調査を実施しました。
 当日は、地元の児童18名が参加し、網を手に川に入り、小魚や昆虫を追いました。
 調査の結果、ヤマメやカジカ、ニホンアカガエル、モクズガニなどが確認できました。
 尊保川附近は、サクラマス、ヤマメ、アユの生息地であり、これら魚類が生息しやすいよう、河川周辺の草刈りを実施しゴミを捨てない看板等を設置し、環境保全に努めています。
 周辺の農地所有者は除草剤の使用を出来るだけ控えることとしています。また、集落内の景観を維持するため植栽等の活動も実施しています。
 「ザ・そんぼ夢創の会」では、今後も地域の環境を守る取り組みを進めていきたいと考えています。

鴨の食害対策「巡回パトロール」の開始

県央支部【グリーンアース農地・水・資源保全管協定】

県央支部【グリーンアース農地・水・資源保全管協定】 2市2町(金沢市・かほく市・津幡町・内灘町)にまたがる河北潟干拓地には、冬季に約3万羽の鴨が飛来する。「グリーン・アース農地・水・資源保全管理協定」では、鴨の食害対策として農作物の保護と野鳥との共生を図るため、農家による巡回パトロールを12月~2月まで行っています。方法は、麦ほ場には使った肥料袋を利用した侵入防止旗を設置(フラッグアート)し、巡回車両にサーチライトと威嚇音装置を搭載し飛び立たせ(花火も使用)、冬季湛水した誘導池に追い込んでいます。日本野鳥の会石川支部と相談し行っていますが、鴨は学習能力が高く今後馴れが心配されるため、より有効な方法を見出せるか鴨との知恵比べが続きますが、食害回避による農業経営の安定化を目指す活動として継続して行きたいと考えています。

心休まる空間

南加賀支部【野田町農地保全会】

 加賀市の北部で活動する「野田町農地保全会」は、農業者7名、非農業者40名計47名で構成されております。農業者については、ここ10年間で半減し、非農業者の協力は欠かせないものとなっております。
 保全会の活動のひとつ、環境保全活動においては、花植え作業を毎年続けております。花は農道沿いに植えられ、近年健康ブームによるウォーキング愛好家により「きれいな花を見ながらウォーキングができる」と好評を得ております。
 今後も、地域の皆さんの理解を得ながら、幅広く意見をいただき、活動内容を充実していきたいと思います。

基礎活動を地元青年団と共に

奥能登支部【岩坂里山保全会】

 珠洲市の中央に位置する「岩坂里山保全会」は、直地区の中の小さな集落です。農用地面積が約30haですが、これまで個人で水路の江ざらいや、農道の草刈りを実施してきました。
 しかし高齢化等で施設の整備や管理が行き届かない中、平成22年度から集落の担い手の後継者がUターンしたことをきっかけに、平成24年度から多面的機能支払交付金を活用した共同活動に取り組むこととしました。
 当集落では、高齢化に伴い、ため池等傾斜がある場所での草刈りが困難であることや、労務力のかかる草刈りは直青年団に委託することに決め、これまで集落で管理を行うことはほとんどありませんでしたが、ため池等の草刈りがこの対策を通じて管理されるようになりました。
 また、青年団員が子供と共に水路の生物調査も実施し、改めて地域の自然状況を知ることができました。これからも地域全体で活動を行い、農村環境の保全に努めていきたいと思っています。