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【第30回】平成26年度 冬号

美しい農村景観を目指して

県央支部 【舟橋グリーン会】

 本地域は、98ha程の農地が広大に広がっています。その全体が農村景観として私たちに安らぎを与えてくれます。そこでさらに農道の路肩を活用し、老人会、非農家の住民も参加して約200鉢のプランターに赤いサルビアを植栽し設置しました。水稲の緑や黄金色と相まって美しい景観とゴミの投棄なども無くなり大変好評です。直植えと違いプランターは夏の水やりが大変ですが、パイプラインの水を利用し、有志の方が交通の邪魔にならないよう早朝に行ってくれます。花の手入れ、肥料のやり方等年々工夫し、お陰で6月から10月まできれいな花が楽しめます。

 また、当地区には二つの堤体があり、一年交代で水を抜き、児童等と一緒にブラックバスなどの外来種の除去・生息状況の把握をし、魚類をもう一方の堤に移動することで生態系を守れるように活動しています。ヘドロが溜まらないように、ゴミ等の除去をし、堤体の底を干すことも行っています。立ち入り禁止の看板の設置も行いゴミ等の投棄も減りました。

 基礎活動も地域の方々・青年団等の協力をえながら充実した取り組みが行われています。
 これからも皆さんの協力と理解を得ながらたくさんの方の参加が出来るような活動に取り組んでいきたいと思います。



みんなで取り組みイノシシを撃退

南加賀支部【観音下町資源保全会】

 私たちが住んでいる観音下町は全戸数25戸、住民62名で小松市の東部梯川上流郷谷川流域でこの上部にはかって日本鉱業が銅を産出しておりましたが昭和36年に閉山、いまでは過疎地域に変貌、農地、山林等が放棄されたことから近年においてはイノシシの被害が深刻な状況であるのが現状であります。
 しかし、この被害拡大を防止するための経費、労力に私たちの町では農家、非農家の住民が一体となって取り組んでおります。これまで猪侵入防止柵ネット張りの総延長は1,600mにもおよんでおり、今後も500m余りの防護柵を施工する必要があります。これら建設資材は国、県、市より支給されるので、大変助かっています。また、設置費用については、多面的機能支払交付金を活用させていただいており、隣接の町会とも連携しながら地域環境を守るため、住民一丸となってイノシシの撃退、被害撲滅に組んでおります。

集落全員で農業施設の維持、美しい景観を目指して

中能登支部 【牛ヶ首グリーンサークル】


 牛ヶ首地区は国道249号線を挟み、田んぼ側と山側の二手に分かれた戸数19戸の小さな集落です。昔から稲作中心でしたが、農業従事者がだんだん高齢となり休耕田が増えてきたので、農道や農業用水の維持管理が困難になってきました。そこで、非農業者の力もお借りしたく、一昨年からこの多面的機能支払交付金の活動を始めました。
 取り組みとしては、農道や休耕田の草刈り、用排水路の泥上げや修繕等です。また、景観形成の一環として女性会を中心に国道沿いの休耕田を利用して花畑を作っています。毎年マリーゴールドやサルビヤ等を植えていますが、水はけが悪く、ぬかるんで作業が大変だったので、今年は砂を入れて耕しました。横にはコスモスやソバの種もまきました。年々色んな物植えに挑戦し、長期間楽しめる花畑を目指し、ドライバー達の心を少しでも和ませればと思っています。

 この取組はまだ3年目ですが、集落全員参加で、農業用施設の維持、そして美しい景観の保全を続けていきたいと思っています。

農村環境保全活動に参加して

南加賀支部 【四ケ谷会】

 わが大野町は四ヶ谷会の一員で、山に囲まれ田園の広がる自然豊富な町です。約90軒ある世帯の内、なでしこ会(45歳までの女性の会)は会員22名から成っています。年間の活動としてひまわりの種まきをはじめ、育った苗のお世話、神社の清掃などに取り組んでいます。  



 また、町内の防災組織では救護を担当し、市の消防主催の市民救護員研修に役員数名が参加し、認定されました。

 それらの活動の中でも全員で力を入れているのはひまわりの栽培です。5月に蒔いた種がハウスで育つと、6月に広い休養地へ移します。本当に育つのか気をもみますが、夏には一斉に花開き、環境美化センターへ続く道を彩り、道行く人の心を和ませています。
 少しづつ若い世代も増え、会の活動の幅も広がってきました。これからの大野町の活性化に繋がるように、町内組織と助け合いながら、日々取り組んでいきたいと思っています。

農地を守るための活動について

県央支部【打木村づくり委員会】

 打木町は金沢市の西部に位置する砂丘地園芸地帯であり、露地ではスイカや大根、水稲等が、また施設ではキュウリ、トマト、メロン、花き等が栽培されています。中でも加賀野菜に代表される打木源助大根、打木甘皮甘栗かぼちゃ、加賀太きゅうりの発祥の地として知られています。
 この産地の環境を守るため、白山の伏流水を給水する為のパイプラインは整備されていますが、排水路については人手による清掃が必要な為、農業者以外の地域住民と一丸となった活動を行っています。
 今後も良好な農村環境作りや美しい景観の維持、また農業用施設等の維持・向上を図って行きたいと考えています。